特徴1:ターボドライ製法(新技術)では、生野菜をわずか数秒で乾燥と粉砕します。
 野菜が焼けず、色鮮やかなパウダーです。 ターボドライ製法では、従来の製造プロセスと比較して次のような特徴があります。 ●従来プロセスでは2段の乾燥工程にて、数時間~10数時間かけて乾燥し、粗粉砕さらに微粉砕工程を経て野菜粉末に加工することが一般的でした。通常の乾燥では熱と酸素によって劣化して野菜の機能成分(ビタミン類、カロテン類、ポリフェノール)が減少し、色もくすんでしまいます。 ●ターボドライ製法では、数分間のブランチング(酵素失活処理)後、直ちに瞬間乾燥粉砕機にて、僅か数秒で野菜パウダーができます。加熱状態になるのが極短時間なので、野菜の機能成分の熱による劣化、空気による酸化が起こりにくく、成分がそのまま凝縮されて粉末化されます。パウダーの鮮やかな色は機能成分(ファイトケミカル)の証です。 ●野菜を調理する場合、加熱時間は細胞膜破壊が起こる数分間が最適といわれています。細胞膜が壊れないと栄養成分や機能成分の吸収ができないからです(生野菜では成分の生体吸収が悪い)。ターボドライ製法では、ブランチング処理と爆裂的な乾燥により野菜の細胞膜が壊されていますので、野菜本来の成分が効率的に吸収されます。 ●また、乾燥時間が数秒であるにかかわらず、パウダーの水分は4%以下(2~3%)になりますので、保存性も非常に優れています。 |